凡典堂

漫画,本の感想,おすすめを紹介するブログ。

凡典堂から今日の一言

多衆というのは軽率に人を殺すかと思えば、また、出来るならばこれを蘇生させて見たいなどと考える連中なのだ。

プラトン『クリトン』ソクラテスの言

【一般】「読み」の整理学

著者独自の視点から、読み方を既知のことを読む「α読み」と、未知のことを読む「β読み」に分け、読書の醍醐味である「β読み」に至る方法を考察する。

...つづきを読む

【漫画】天空侵犯

高層ビルが乱立する世界。下階には降りられず、あるのはビル同士をつなぐ吊り橋だけ。唯一の出口は…飛び降りるしかない。

学校にいたはずの女子高生本城ゆりは、いつの間にかこの世界にいた。

…目の前には仮面を被った殺人鬼と、頭の割れた死体。

仮面たちとこの世界の異常さに持ち前の勇気と、冷静さで立ち向かう。そして同じくこの世界にきてしまった兄を頼りにこの世界からの脱出を目指す。

...つづきを読む

【古書】破戒

長野県飯山町の学校で教員として勤務する瀬川丑松は、自身が穢多であること、その秘密を「隠せ」という父からの戒めを固くなに守ってきた。

決してこの戒めを破るまいという彼の思いは、彼の周りの人々と出来事 ―父の死、思いを寄せるお志保、師と仰ぐ思想家猪子蓮太郎との出会いと死― を通して精神を削るようにして揺れ動く。

そして遂に丑松は、「破戒」の決心をする。

...つづきを読む

【その他】閑話休題「金縛りのこと」

閑話休題。最近は島崎藤村の『破戒』や、『ディスコミ』の冥界編、『新しい朝』、日下圭介先生の『蝶たちは今…』(主人公が死ぬ推理小説!)などを読みましたが、レビューがまだ書けていません(笑)。

そんなわけで他愛のない話です。まだなったことのない人のためにも、これまでに数回金縛りになったのでその体験をお伝えしましょう。

まあ、実際何度も会うと、よく言うぎっくり腰のようなものと同じで、一度なってしまうと体のクセになってしまうものです。

当時、知り合いの医者にそんなものは生理現象の一つだと言われていたので大して気にしませんでしたが。

それでも、初めてとなるとその恐怖というものはたまらないもので、こういうこともあるんだと思ってまあ聞いてください。

...つづきを読む

【漫画】デカスロン 2

デカスロン2

デカスロン2巻目。日本陸上競技選手権大会の十種競技。高得点を積み重ね、日本新記録となる4千点超えで一日目を終えた万吉。

しかし、乗ってきた車の荷台で寝泊まりしていた万吉は、翌朝、身動きが出来ないほどの激しい筋肉痛に襲われる。

臀部の痛みを残した万吉は、2日目最初の種目である110mHをミスしてしまい、続く円盤投げも失敗を引きずってミスを重ねるが、最終に起死回生の一投を投じて返り咲く。

しかし、十種競技中最難易度の棒高跳び、経験が全くない万吉に対し、技術系種目を得意とする日本記録保持者の沢村と、歴代2位の多々良が徐々に点数を追い上げる。

...つづきを読む

【漫画】夏子の酒 1

新潟県宇佐郡河島町の小さな造り酒屋「佐伯酒造」。夏子は、兄康男の病気を聞いて東京から2年ぶりにこの故郷に帰ってきた。家族らとの再会を喜ぶ夏子だが、同時に兄の病気がガンであることを知りショックを受ける。

兄の身を案じつつ東京に返った夏子は、上司の原田から大手酒造メーカー金寿の広告作成に起用される。苦心しながらも、無事第一弾の広告を作り終えるが、そこで兄の死去を知らされる。

葬儀を終え、再び東京に戻り第二弾の広告に取り掛かるが、事実とは違うことを書くことに抵抗を覚えた夏子は、原田とともにその事実を金寿の専務に伝え激昂を買う。

金寿の部長の理解によって、事なきを得た夏子であったが、その胸には兄の夢であったまぼろしの酒造りへの志を固めていた。会社を辞め、夏子は大きな夢を持って、再び故郷に帰ってきた。

...つづきを読む

【漫画】総理の椅子 1

政治を志し、総理大臣を目指す一人の青年白鳥遥は、選挙活動のボランティアに志願すると開口一番「ここは芸能事務所じゃないぞ」と忠言されるほど眉目秀麗。

民自党仲阪典栄議員に就いて、公設第一秘書となった彼は、中阪が所属する政治グループ仁心会の研修セミナーで、仁心会会長の仁田山の愛人である由莉香と関係を持ち、由莉香の協力もあって仲阪を副大臣の地位まで押し上げる。

「いい潮時だな」

仲阪が絡む、小学校の建設許可問題が浮上するや、白鳥はその野望を明らかにし、中阪を自死に追いやり、彼の補選に打って出る。

腹黒いけどいい男ってなんだか魅かれますね。そんな主人公白鳥遥を中心に政界を舞台とした漫画。

...つづきを読む

【古書】平凡

平凡

日本近代文学の幕開け「浮雲」で有名な二葉亭四迷最後の作品。

日々の暮らしを翻訳の内職で食いつなぐ主人公の私は、今年39になり、いよいよ老い込んできたと見える。 少し暇だとすぐに昔を思い出して、内職も手に付かないでいると、ついに賃金が途絶えてしまう。

「これはもう書くしかない。」

かつて文士として名の通った私は一念発起して原稿に取り掛かる。 さて、題はなんとしよう?思案の末、題は平凡!平凡な者が平凡な筆で平凡な半生を叙するのだから間違いない。 では、書き方は?近頃は自然主義が流行っている。作者の経験したところを有りのままにだらだらと牛の涎のように書くのが流行るようだ。

私の少年時代、上京、文士としての半生を書いていく。

...つづきを読む

【雑誌】週刊スピリッツより「いかりの駅」

2015年1月6日更新

第70回小学館新人コミック大賞受賞作。この前雑誌の整理をしていたら出てきました。素晴らしい作品でしたので、紹介させていただきます。

...つづきを読む

【漫画】デカスロン

2015年1月6日更新

キングオブスポーツ!十種競技に牛乳屋風見万吉が挑む。なんだか気合いの入ったスポーツ漫画に疲れた、飽きたという人はこれを読めばきっとリフレッシュ間違いなし。

...つづきを読む

【その他】老先生に聞くお正月の戒め

2015年1月4日更新

お正月をダラダラと過ごしてしまった皆さん(私も)に送る、老先生(孔子)の言葉。

...つづきを読む