凡典堂

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【一般】「読み」の整理学

読みの整理学

作品紹介

著者独自の視点から、読み方を既知のことを読む「α読み」と、未知のことを読む「β読み」に分け、読書の醍醐味である「β読み」に至る方法を考察する。

 レビュー

序、I〜U章は、それぞれα読みと、β読みの説明に使われているので、飛ばしても差し支えない。

一体どうすれば、α読みからβ読みに転換できるのかは、第3章以降に書かれているので、そこから読んでもいい。

本書の目的は、如何にしてβ読みを獲得するかであるが、具体的方法として「素読」と外国語学習が挙げられている。

特に文章をとりあえずそのまま読む「素読」は、分からないから何度も繰り返し読むことを要求する。β読みはまさに、そうして未知を繰り返し読む作業の繰り返しによって到達できるという。

本書の立ち位置的には、大山を登る際に、入り口に書かれている標榜のよう、な印象を受けた。