凡典堂

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デカスロン

2015年1月6日 更新

  キングオブスポーツ!10種競技(デカスロン)に挑む牛乳屋風見万吉の活躍を描いたスポーツコミック。

  作  者:山田芳裕

  初  版:1993年3月5日(1巻)

  発  行:小学館(ヤングサンデーコミックス)

  定  価:500円

作品紹介

日本陸上競技選手権大会。十種競技に出場した風見万吉は、初日の種目で快進撃を続け、最終種目400mで遂に日本陸上界前人未到の初日4000点超えがかかる・・・!。

おすすめ

十種競技は、初日100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400mを、2日目に110mH、円盤投、棒高跳、やり投、1500mを消化して、それぞれの成績に応じた得点を足しあわせた合計得点を競う競技です。

たしか、私の記憶では、日本記録は金子宗弘さんが持っている7995点だった思います。

そもそもこれだけの競技をこなせるだけの力量、技量、体力のある選手が少なく、その中で優勝するというのはまさにキングオブアスリートといえます。

そんな、極めて過酷な十種競技に新潟からやって来た牛乳屋風見万吉が挑みます。

ただし、真面目な感じのスポーツ漫画ではありません。むしろ、いかに万吉がおもしろくユカイに勝ち続けるか、それがこの作品の魅力です。

ただそれだけなのですが、絵の持つ迫力と、万吉の勢いに引っ張りこまれてしまうのです。…あとちょっとのお色気でバランスが取れています。

絵は先行するレビューにも荒削りという評価をされていますが、まあ、その感はありますが、それが勢いを生んでいる気もしますので同時に良さでもあります。

なんといっても、この漫画の魅力は、万吉の勢いと万吉というキャラクター自身の魅力でしょう。

作中で古豪、原選手が万吉に言った一言「良い…。おまえ何か…良いぞっ!」がこの漫画のおもしろさを端的に示していると思います。

なんだか気合いの入ったスポーツ漫画に疲れた、飽きたという人はこれを読めばきっとリフレッシュ間違いないでしょう。

私もまだ数巻しか読んでいないので、これから集めていきます!